ジャーナルスタンダードブログをご覧の皆さんこんにちは。
今日は自由が丘からスタッフブログを更新いたします。
こちらのブログではいわゆる旬な商品のご紹介というよりは、
ジャーナルスタンダードのスタンダードな部分、定番の商品についての経年変化やエイジング、つまりは味についてお伝えして行きたいと思います。
「長くお使いいただけます。」なんてよく言うけれど実際どれ位使えるものなのか?使っていくとどうなるのか?
あまり取り上げられることのなかった、味の部分を思い出と共に語っていきたいと思います。
今回はFILSONのバッグについてです。
ご存知の方も多いでしょうが、軽くおさらいしますと、
1897年、シアトルにて、ゴールドラッシュの労働者に向けたウエアを生産する為に設立されたブランド。
どうせ作るならと最上の天然素材、妥協のない縫製がコンセプト。まさに
“might as well have the best ”の精神です。
ジャーナルスタンダードのスタッフの3人に1人は持っているでしょうか?
僕もここのバッグを使い始めてから15年ほど経ちます。
他にもたくさんのバッグを使ってきましたが、今でも使っているものの中で最も古いもののひとつです。
生地やパーツひとつひとつが、とにかく丈夫なんです。
使われている生地は22ozのオイルドコットンクロス、持ち手やショルダー部分で使用されているのは3.5mmの厚手ブライドルレザー(ブライドルとは馬具用の意味)・・・などのウンチクはここでは省略させていただきますが、ただ古くからある丈夫なワークブランドでは終わらない要素が多く詰まっている。
そこの味の部分に僕らスタッフは惹かれるのだと思います。
「使い込むことで愛着が増す」
もの選びの大事なポイントだと思います。買った時よりも、2.3年後に「買って良かったな」なんて思えるバッグです。
使い勝手ももちろんですが、コーディネートにも合わせやすい。
職業柄いろいろな服を着てきましたが、
タイドアップしたジャケットスタイルやもちろんワークやアウトドアのカジュアルな格好にも幅広く使ってもらえると思います。
20代の駆け出しの頃から使っていたものを今も使えるのはとてもうれしいし、40.50代と変わらず使って行きたいと思っています。
単なる物でない、相棒と言ったら大げさでしょうが、まぁ僕にとってはそんな感じの物です。
僕にとってのもの選びの基準とは、昔から変わらない事と、自分と共に変わっていくこと。
ここのバッグはまさにそのひとつです。
尚、こちらは一部の店舗で取り扱いがございます。
みなさんのもの選びの参考になったら幸いです。
私物ばかりで恐縮ですが、次回も良いものをお伝えできたらと思っています。
では皆さん良いお買い物を・・・