モデレートスーツはEDIFICEでレギュラー展開しているCFTスーツと比べ、身幅はハーフサイズタイトなフィッティング、ラペル幅、パンツシルエットも細く設定し、全体的にナローモデルとなっています。
細みのシルエット、タイトフィットを好まれるお客様へお勧めのスーツとなっています。
今シーズンの生地展開はビジネスシーンからパーティーシーン(ブライダル)での着用を考え、無地からストライプまでBASICな生地をチョイスしてラインナップしています。
チェック生地も一見ビジネスシーンでは難しそうな柄ですが、シャドーチェック生地を使用することでチェック柄の主張が強くなく、新たにワードローブに加えられるスーツとして提案しています。
また、生地の表面加工を施し、光沢感を出していることでエレガントに着用していただけるスーツとなっています。使用している生地はウール×ポリエステル混紡でシワになりづらい特徴を持っています。
◆作りの特徴◆
ジャケットの作りは接着芯を使用しています。
日本の湿度は70%~73%と比較的高めといわれています。
また、梅雨時期もあります。
ウール生地は水分を含むとブクつき(伸び縮み)が出る特性があります。
フル毛芯の仕立ての場合、ブクつきが出ることがあります。反面、接着芯の使用することで生地の動きを止め、ブクつきを軽減することができます。
また、接着芯を使うことの特徴として着用時の軽さ、涼しさがあります。
ジャケット着用時の暑さ、ストレスを感じる要因の一つとしてジャケットの重量感もあります。
接着芯+胸増し芯(ハ刺し)でジャケットを作ることで軽く、涼しく、湿度の高い時期でもブクつき(伸び縮み)が出にくい綺麗なスーツとしてシーズン通して着用していただけます。
少し長くなってしまいましたが是非一度店頭で袖を通して頂ければその良さが分って頂けるかと思います。