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This is My Basic -DENIM-

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デニムが好きです。

 

自分のすべてのコーディネートはデニムを中心に考えているくらい。

 

流行りのブランドやシルエットに飛びついては失敗して、でもなんとか取り入れたコーディネートを幾つも試してきました。

 

デニム・アディクトになったキッカケは、やっぱりLevi’s。

リジット(簡単に言うと生デニム)を育ててやる!!

な~んて大それたことを言い放って、洗わずに毎日履き続け、履いたまま寝て、履いたまま体と一緒に洗ったり、裏返しにしてアイロンかけたり・・・

毎週古着屋に行ってはヴィンテージデニムを眺め、アルバイトをして、謎なくらいハイプライスのヴィンテージデニムを買ったこともあります。

結果、途中で断念してたり、自分の体型と好みの変化もあったりで夢はあっさり敗れたものです。

 

時は流れ、現在では加工デニムが市場を席巻し、何十年も自分で育ててきたかのような着古し加減がよいデニムがとにかくたくさんありますよね。

 

だけどやっぱり私の中ではKing of My Basic Denim = Levi’s。

 

今シーズンの魅力的なラインナップを紹介する前に、改めてLevi’sの着こなしを紹介します。

 

今回使用するのは Levi’s Vintage Clothingの2本。

 

1933′s model 501XX

アメリカの労働者たちに愛用された復刻モデル。

フロントはボタンフライ、ヒップ上にアジャスター、ベルト部分にサスペンダーボタンと、当時の労働者たちが履きやすい用途のディテールを再現しています。

 

ワイドシルエットと言えるシルエットを、私だったらバギーデニムのように履きこなします。このとき裾は折らない。

 

 

合わせるはシルクのフリルスタンドカラーブラウスにポインテッドパンプス。

色のトーンはネイビーのワントーン。

デニムの無骨さとリジット独特の深いインディゴをドレスパンツ風に見立て、素材とディテールをポイントにしたコーディネートが気分です。

異素材の組み合わせは色のトーンとシルエットの特性でドレスアップな着こなしにもなります。

 

デニム/Levi’s Vintage Clothing/¥24,990(12030510-2478-10)

ブラウス/Deuxieme Classe/¥27,300(13050500-4050-10)

パンプス/PELLICO/¥40,950(13093510-0453-10)

 

同じデニムで少しの遊びとやんちゃさを表現してみると・・・

デニム/Levi’s Vintage Clothing/¥24,990(12030510-2478-10)

Tシャツ/Maison Martin Margiela/¥29,400(13070510-0010-10)

ジャケット/Maison Martin Margiela/¥150,150(13010510-0003-10)

スニーカー/Converse/¥5,565(13093510-0559-10)

蝶タイ/Deuxieme Classe/¥3,465(12090500-2030-30)

 

Tシャツとデニムのベストパートナーは、選ぶデザインや合わせるトップスでテイスト、裾の仕上げが変わってきます。

今回はMaison Martin Margielaをパートナーに加えたコーディネートにしてみました。

デコルテの綺麗に開いたコンパクトなTシャツにミニマルなデザインがモードなジャケットを選びました。

この時、デニムの裾は大胆に折り返してみる。

ここではあえてラフなロールアップはしない。

コンバースのハイカットと裾の間からギリギリ肌が見えるか見えないか・・・ここのバランスが結構大切ですね。

ここではあくまで遊びとやんちゃ。

 

 

同じデニムでもこんなに違った表現が出来るんですよね。

 

そしてもう一本は

1954’s model 501xx

1954年に生産されたモデルの復刻です。通常の501よりテーパードしているシルエット。

ジップフライで、一般的には馴染みが深く取り入れやすいモデルです。

 

今回はトラッドエッセンスの履きこなし方に。

 

使うアイテムはこちら。

 

赤を差し色に、デニムのインディゴをより爽やかに見せる色合わせをしました。

ここでの裾はニュアンスロールアップ。

真面目に綺麗にロールアップも正統派でいいですが、合わせる靴次第でラフにロールアップするのが、トラディショナルなスタイリングをカジュアルダウンするポイントの一つ。

今回はMichel Vivien のアンクルヒールパンプス(キャメル色)なので、ストラップとロールと足首とのバランスが大切。

デニム/Levi’s Vintage Clothing/¥19,950(11030510-1345-30)

カーディガン/Deuxieme Classe/¥30,450(13080500-3010-10)

BDシャツ/Deuxieme Classe/¥16,800(13050500-4040-10)

ベルト/BARRONS HUNTER/¥6,195(13099510-0395-10)

パンプス/Michel Vivien/¥58,800→¥29,400(12093510-4806-30)

 

トップスの選び方、裾のロールの仕方、素材の組み合わせ・・・

際限なくコーディネートを広げてくれるデニム。

 

一番難関で、ファッションセンスを試されているかのようですが、自分のものになったときの喜びはひとしおです。

 

面白いですね。

 

不変と進化。それを併せ持つデニムの魅力、もう一度取り入れてみてはいかがですか?

 

 

【スピンオフ This is My Basic】

コンバース。

スニーカーの中でこんなに無意識に履き続けているスニーカーはないですね。

素足にスニーカー。

そろそろそんな季節の到来です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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